武装錬金立ち
〜バタフライ革命〜










まず武装錬金とは!一見正統派のジャンプ漫画だと思わせつつ
多数のイロモノキャラが登場し更に合言葉を歌いながら
(これは後述する)
キメポーズを行うという多分ジョジョの奇妙な冒険以上に「凄いポーズをとる漫画」として認識されている!









まずはこれを見て欲しい。
連載一周年記念のジャンプ表紙。
一見普通の構図だがよく見ると…








なんか「フン」「フフン」とか言いながらポーズしてるー!




一番下でなんかしてるー!
マジ「蝶」気になる!





武装錬金のポージングが流行ってるのは決してネット上だけではない!
一般社会にも浸透している!その証拠は下を見てくれ!


まずこの写真↓




ルナール=ニコラエフことムーンフェイス氏。 この男を印象付けるポージングとして、「腰に手をあて指をピン!と上げる」というものがあるが、コレは意外なところにも影響を与えている!







確か…「つぎいってみよー」だったかな…? あまり覚えてないが某缶コーヒーのポスターにムーンなポーズが使われている!
惜しむらくは3人ともムーンフェイスポーズなこと。 あと2人をD・バタフライとパピヨンにすれば蝶・完璧!だったのに…



ポーズ漫画として一躍有名になった武装錬金。
この漫画の知名度を上げた名フレーズとして
「L・X・E合言葉」がある。この合言葉とは



「片手に」「ピストル」

「心に」「花束」

「唇に」「火の酒」

「背中に」「人生を!」


というものである。
このフレーズの元ネタは、ご存知だと思われるが、 ジュリーこと
沢田研二「サムライ」の歌詞である。(作詞・阿久 悠)


今回その元ネタ歌手のコンサート会場で文字通り「背中に人生を」語ってみようと思う。
(コンセプトが明らかにココのパクリです。ごめんなさい)





まずはL・X・E合言葉の元ネタと思われるポージングを見ていただきたい。




片手に・ピストル
(心に花束はいい画像がなかったです)





唇に・火の酒





背中に・人生を!
(左手に腰をあてている!ブラボーだ!)





和月氏をして「カッコイイ!」と言わしめた
ジュリーのポージングは満足だっただろうか?
こんな感じですがつぎいってみよー。



というわけで今回は「神戸国際会館」で「背中に人生を」(以下背中)を慣行した!
今回の「CROQUEMADAME & HOTCAKESツアー」においては
ギャラクシーエンジェル中にCMを流すなど 若年層のアピールが目立ったように思われる。 (少なくともウチの地域では)
これは明らかに武装錬金でジュリーを知った世代
(10代後半〜20代前半?)に向けられたものである!





というわけでわたしは当初会場には同年代の
ジュリーファン兼武装連金ファンの1人は2人は
絶対いるとたかをくくったのだが…





甘 か っ た で す。







おかしいな…武装錬金ファンはわたしと同年代だと思っていたのだが…
武装錬金どころか漫画そのものに興味のなさそうな世代ではないか?

しかしそれでこそ「武装錬金の知名度を上げる」という意味では
非常に効果的であると思われる。
早速背中を行おうと思ったのだが予想以上に人が多く、さらに入場規制などがあり ポージングするヒマがなかった。そこで予定を変更しコンサート後に予定を変更した。


なお今回背中を行う際、ジュリーのコンサートにも参加したのだが 周りに「武装錬金ファン兼ジュリーファン」がいなかったため ポージングをしたのは結局1人…ふざけてました。ワンマンショーで。 せめて武装錬金の場合はポージスト3人は欲しいですよね…

(ちなみに写真撮影をしてくれたF氏はジュリー好きだが武装錬金を知りません。)


折角なので武装錬金に関係ありそうなとこだけレポ。
本当は長々と書きたいんですが、 「君のキレイのために」のサビでジュリーと目が合ったハァハァ… わたしのために歌ってくれたのよー
とか妄想丸出しになるので自粛します。




3曲目の「しあわせの悲しみ」という曲でジュリーは見事背中で人生を語ってくれました。(「背中が寒いよ」という歌詞がある。)
一瞬のことなので具体的にどんなポージングだったかは忘れましたが機会があればコンサート行って自らの目で確かめてください。


12曲目「耒タルベキ素敵」の後 衣装替えが行われたのですが、その衣装が遠目に見たらクイン・マンサみたいでした。
ファンネルみたいのを肩から開く仕掛けになってましたが、見ようによっては蝶にみえないことも…やや蝶サイコー。


MCによるとジュリーは「月が嫌い」らしいです。これは「海へ還るべき・だろう」を歌う伏線としてのネタの可能性がありますが。 むーん。儚き哉人生。


最後から2曲目の「生きてる実感」において、
ジュリーは下のポーズを行ってくれました。











なお、今回ポージングの際、マスク等の小道具は一切使わなかった!
「背中に」人生をなのだから、あくまで背中でアピールせねばならぬのだ!

(実はマスク付けたとたん周りの人に逃げられアピールもクソもなくなったなんてことは言えない…)


とはいえ、オシャレなアイテムこそが武装錬金の醍醐味であるのも事実。
マスクがないかわりにこんなものを密かにつけていたぞ。



セクシャルバイオレットなオシャレで気に入ってるんだ。
まあいわゆる「勝負パンツ」だからイザというときしか穿かないけどね(ポッ)


幸か不幸か人が少なくなったところで早速「背中に人生を」!








太(左写真左)

実は太の背中は「顔と左腕がフキダシで見えない」状態になっている!
よってコレは事実上「オリジナルポージング」ということとなる!
コレはあくまで個人的な解釈。各々方好きなように語っていただきたい。

いきなりヒネくれてますね。ハイ…









細(左写真中央)

おそらくL・X・Eメンバーで最も難度が高いと思われる。
わたし細くもなんともないので太ももと太ももの間が開かなかった…屈ッ。








ムーンフェイス(左写真右)

靴のとんがり具合をいかに表現するかがポイントとなる!








D・バタフライ(左写真右)

男は心に百匹の蝶を飼い、百人の女を愛するものだ。
バタフライ、バタフライ、バタフライ、お前は男…
(ココ見てる人なら元ネタ分かると思うのであえて説明はしません)


この背中を行うには何かしらの「土台」が必要となる!
今回はエスカレーターを上りながらの撮影となった。
何往復かするのは正直言って疲れた…。
それと今回初挑戦のため失敗してしまったのが
「左手は腰に当ててはいけない」ということ。
背中しか見えないので手をどこに当てているかはあくまで推測にすきないのだが パピヨンと同じセクシャルバイオレットなセンスを持つ彼なら「局部」に当てているのではないだろうか?下の画像のように。







局部を触りながらポーズを決めるのは今年のトレンドです。
さあ!キミも背中丸出しでアソコ触りながら人生を語れ!


参考
ジョン・ガリアーノ・オム2004年秋冬より。







ちなみに「無機質」「未来」を表現する媒体として
このようにエスカレーターというのが使われるケースがある。


参考
ラフ・シモンズ2005年春夏より。







パピヨン(左写真中央)

いわゆる基本の背中となるだろう。
皆忘れがちだが右足踵は上げなければならない!
あとは体が「く」になるようにすれば問題ないだろう。





パクリか?オマージュか?ヨン様パンツ登場!



21世紀初頭のモード界を引っ張ってきたトム・フォードの後任として
グッチのデザイナーに選ばれたジョン・レイ。彼の初コレクションは
蝶がいたるところにちりばめられている。もちろん下着も例外ではない。
ヨン様のファッションはいつでも時代の一歩先を歩んでいるというわけだ。


参考
グッチ2005年春夏より。







名前忘れたけど「ヒャッホウ!」って叫ぶ人(左写真左)

いかにヒャッホウさを出すかが勝負!
出せればそれほど難しいものでなはいッ!ヒャッホウ!
てゆーか微妙な光りぐあいがヒャッホウ!







この男もイカしてるぜ!ヒャッホウ!

参考
ギャスパー・ユルケヴィッチ2005年春夏より。





陣内(左写真右)

これは完全に勘違いしていた!
右足ではなく左足が後にくる背中だった…ブチ撒けられてきます…
ポイントとなるのは左肩より左ヒザは外側に出ていないといけないこと!
コレはかなりきびしい…








早坂秋水(左写真中央)

コレは簡単だね!って言ってる人!甘いぞ!
コレこそ最も背中で「人生を」語っているポージングである!
よく見て欲しい。秋水は手を後に組むのではなく前に組んでいる。
そのポージングが何を意味するかはわざわざこんな所見にくる方ならお分かりだろう。
えっ?分からない?仕方あるまい。それなら説明しよう。


なにをかくそうこの背中は誰もが知ってる沢田研二の代表曲「勝手にしやがれ」(作詞・阿久 悠)のポージングに対するオマージュなのだ!
「壁ぎわに寝返りうって〜背中で聞いている〜」から始まるこの曲。
サムライと同じく「背中」がキーポイントとなっている。
和月氏が「背中に人生を」で一番描きたかったのはまぎれもなく秋水の背中だろう。 よって背中に人生を語るL・X・Eメンバーで最もポイントとなるのはまぎれもなく秋水である!












コレが本家本元「ジュリー」沢田研二だ!
ハッキリ言って武装錬金ファンを名乗るなら必修デス。


自分でもやってみた。
人生のかけらも感じられん。









あんな人もマネしてた?「勝手にしやがれ」ポージング。


武装錬金だけじゃない!あのヒーローも勝手にしやがった!





これまた誰もが知っている「親愛なる隣人」スパイダーマン!
世界的に有名な彼もがマネをした勝手にしやがれポーズ!
しかも彼なりにアレンジを加えつつオリジナルの雰囲気も損なわれていない!
いかにコレが素晴らしいポージングであることがお分かりだろう。








話は少しそれてしまったが
このままラストスパート!














早坂桜花(左写真左)

スカート持ってません。
恥ずかしかったです。
これ以上はノーコメント。









「背中に人生を」だけがポージングではない!
おまけとして背中に人生を以外のポージングを紹介!







空中静止は流石に無理としても
左足と右腕を平行にすることは可能だったハズ!
行ってみて初めて分かる失敗というのも多いのだ…


最後にジュリー本人もコンサート中に行った正統派ポージング!






体が硬いので太ももが上がりきりませんでした…






と言うか仮にもL・X・E「合言葉」なんだから
3人、いやせめて2人欲しかったです。
男が1人で流れのままにパントマイムを演じただけでした。


と言うか普通にジュリーだけが好きな人へ、すみません。
おわびとしてブチ撒けられてきます。

でも斗貴子さんにブチ撒けられても罰にならないので
代わりの方を用意しました。












































「腸」で「はらわた」って読み方があるけど
「臓物」で「はらわた」という読み方はない。
間違って読む人意外と多いよね。


あとついでに言うけど「TOKIO」は
「トキオッ」って読むんだよ。
「トキオ」じゃないよ。
これも間違って読む人意外と多いよね。




終。


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